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院長インタビュー

中城クリニックが地域で果たしてきた役割
患者様からの信頼の深さ
それを受け継ぐために院長へ就任

院長インタビュー

医師になろうと思われたきっかけは?
ずっと「人とコミュニケーションを取りながらする仕事」に就きたいと思っていたからです。医師の仕事というのは、数字や数値に終始する仕事ではなく、対話やコミュニケーションが求められる仕事です。もちろん、そこに難しさを感じることもあるのですが、それ以上に人とのふれあいや温かみが感じられて、とてもやりがいのある仕事だと思ったからです。
私の父(中城義之理事長)も医師で、そんな父の姿を見て育ったことも、医師の道を選んだ理由の1つです。患者様の不安や疑問を解消し、信頼関係を築いていく父の姿は、医師としての理想像を形成する大きなきっかけとなりました。
院長に就任された経緯は?
医師になった後、時々、クリニックで父の診療を手伝っていました。その経験を通じて、中城クリニックが地域で果たしてきた役割、また患者様からの信頼の深さを知り、「このクリニックをなくしてはいけない」と思いを強くし、2016年2月にクリニックを継承して院長に就任しました。
お父様の時代と今とで、診療体制に違いはありますか?
診療体制は、父の時代と今とで大きな違いはありません。当時から様々な症状・お悩みに対応できるように、幅広い診療を行っていました。
現代は専門性を持ったクリニックが増え、診療科目も細分化していますが、当クリニックでは父の時代から受け継いだ「町医者」というスタンスのまま、患者様の症状に合わせて様々な検査・治療を提供しています。
訪問介護やデイケアなどの関連施設も当時のまま?
そうです。当クリニックは30年以上もこの地域で診療を続けていますので、患者様が高齢化するにつれて増える介護のニーズにも対応し、広い範囲で患者様の生活がサポートできるようにと、そうした関連施設の運営を行っています。
住宅型有料老人ホーム「ハーモニー」の設立についても、父と相談しながら進めていきました。これもまた、当クリニックが地域の皆様の健康と生活をサポートするための取り組みの1つです。

診察・撮影・読影・診断・治療までワンストップで対応
高速マルチスライスCTを導入し「CTコロノグラフィ」を実施

院長インタビュー

中城クリニックの診療理念・コンセプトは?
患者様を一貫して診続けることを大切にしています。それはCT検査においてもそうで、ただ単に画像診断を行うだけでなく、患者様の生活背景や病歴を理解し、そのうえで適切な診断と治療を提供したいと思っています。もちろん、当クリニックで対応するのが難しいケースについては、専門機関をご紹介しますが、その際も患者様の情報をきちんと伝えることで、次の医療機関でスムーズに治療が受けられるようにいたします。
そしてこの「一貫して診続ける」という想いは、関連施設の運営にも現れています。居宅介護支援事業所、通所リハビリテーション(デイケア)、訪問介護センター、住宅型有料老人ホーム「ハーモニー」という関連施設を通じて、私だけでなく、スタッフ全員が患者様の介護も含めて最後まで責任を持って診させていただきたいと思っています。
介護支援専門員の資格をお持ちと聞きましたが?
患者様へ総合的なケアを行うには、医療スタッフだけでなく、介護支援専門員や介護福祉士の協力が不可欠だと考えていて、医療と介護がスムーズに連携できるようにと、介護支援専門員の資格を取得しました。
ミーティングに医師として参加し、医療の視点から介護・ケアの目的を説明するなど、医療と介護の両方の視点を取り入れてチーム内の信頼関係を強化するように努めています。また、デイケアのプログラムとも連携し、異常があった場合には即時に連絡を取る体制を整えています。
患者様と接する時に心がけていることは?
患者様のお話をしっかりと聞くことです。よく患者様にお伝えするのですが、「病気はご自身で治すもので、私たちにできるのはそのサポートです」と考えていますので、きちんとしたサポートが行えるように、患者様の訴えや不安、ご希望などを聞き漏らさないように心がけています。
ただし、サポートを行うと言っても、それが「このお薬を飲みなさい」と頭ごなしにならないように、患者様の理解と納得を大切にして治療を進めていきます。
普段の診察の雰囲気は?
長年ずっと通院してくださっている患者様も多く、良い関係が築けていると思っています。最初にも少しお話ししましたが、当クリニックには「町医者」のような雰囲気があり、実際に一般内科、消化器内科、整形外科、外科、リハビリテーション科、放射線科と幅広い診療を行っていますので、様々なご相談が寄せられ、時にはお肌のお悩みや歯の痛みについて相談されることもあります。
そうして「気軽に何でも相談できる」と思っていただけていることは嬉しく、普段の診療の励みにもなります。また、「大きな病院の先生には相談しにくい」という方もおられて、そうした方の相談窓口となることも、地域のかかりつけ医としての大切な役目だと思っています。

早期発見・早期治療、そして予防が
毎日の健康を守ることに繋がる

院長インタビュー

最後に、ホームページをご覧の方へメッセージをお願いします
私自身、現在50歳前という年齢で、私と同世代か少し上の世代の方というのは、「まだまだ健康」「病気にはならない」と思いがちです。ですが、ご高齢の方に限らず、病気にかかるリスクはどなたにも存在するものです。
なので、病気を早期に発見して、できるだけ早く必要な治療が受けられるように、当クリニックを含めた医療機関をもっと身近な存在に感じていただければと思います。
中城クリニックでは、若い世代の方にも気軽にご相談いただける、そんな良い意味で「敷居の低いクリニック」でありたいと思っています。オンライン診療にも対応していますので、通院が難しい場合には、是非、お気軽にご利用ください。
現在は病気の治療と同じくらい「予防」が重要視されている時代ですので、気になる症状がある方はもちろん、そうでない方も少しでも「おかしいな」と思われたら、お早めに当クリニックへご相談ください。
早期発見・早期治療、そして予防が、健康を維持し、より良い毎日を送るための鍵となるのです。

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