睡眠時無呼吸症候群

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睡眠時無呼吸症候群について

睡眠時無呼吸症候群とは?

睡眠時無呼吸症候群とは?

睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)とは、睡眠中に呼吸が一時的に止まる(無呼吸)ことが繰り返される疾患です。無呼吸状態が続くことで、低酸素症状を引き起こします。

睡眠時無呼吸症候群の原因は?

睡眠時無呼吸症候群の主な原因は、気道の閉塞と言われています。

気道が塞がることにより、睡眠中に呼吸が一時的に止まったり、いびきをかいたりします。

リスク因子として肥満傾向にある方、ご高齢の方、喫煙・アルコール摂取の習慣などがあり、こうした方は症状が引き起こされる可能性が高いことがわかっています。

また、女性よりも男性に多く見られ、さらに閉塞性鼻炎を持つ方や、扁桃腺や舌が大きい方もリスクが高いとされています。

睡眠時無呼吸症候群の症状は?

睡眠時無呼吸症候群によって引き起こされる主な症状としては、まず睡眠不足、それに続いて日中の過度の眠気、集中力の低下、頭痛、うつ症状、夜間の頻尿などがあります。

また、同居家族からの聞き取りで判明することが多いのですが、「睡眠中に大きないびきをかく」「眠っている時、呼吸が止まることがある」などの症状もあります。

さらに低酸素状態が続くことで心血管系にも負担がかかり、動悸や高血圧の隠れた原因となることも知られています。

こんな症状はありませんか?

睡眠時無呼吸症候群の主な症状は以下の通りです。

  • いびきを頻繁にかく
  • 睡眠中に息が止まっている
  • 日中に過度な眠気を感じる
  • 朝起きてもスッキリせず疲れを感じる
  • 起床時、頭痛がする
  • 記憶力や集中力が低下する
  • 怒りっぽくなる
  • 気分の落ち込みがある
  • 性欲が低下する
  • 夜間に頻尿がある
  • など

これらの症状にいくつか当てはまる場合には、睡眠時無呼吸症候群の可能性がありますので、一度、大阪市東淀川区の中城クリニックへご相談ください。

睡眠時無呼吸症候群の診断基準

睡眠時無呼吸症候群の診断では、まず日中の眠気の評価をするために問診票を用いて確認します

これは「ESS(エプワース眠気尺度)」と呼ばれており24点満点中11点以上で眠気が強いと判定されます。

次に簡易的な検査、もしくは入院による精密検査を行って、実際の睡眠時の呼吸を調べて診断を行います。

睡眠時無呼吸症候群の検査方法

睡眠時無呼吸症候群の診断には、簡易的なアプノモニターという検査と、専門的な睡眠検査(ポリソムノグラフィ)が行われます。

ポリソムノグラフィでは患者が寝ている間に心電図、脳波、眼球運動、筋肉活動、血中酸素濃度などを一晩中記録できます。この検査で無呼吸状態や低酸素状態になる頻度が1時間に5回以上であれば、睡眠時無呼吸症候群と診断されます。

この回数が20回を超える場合には、後述するCPAP治療の適応となります。

睡眠時無呼吸症候群の治療方法

睡眠時無呼吸症候群の治療は、まず生活習慣の改善(体重の減量、禁煙指導、アルコール摂取の制限)が推奨されます。

これだけで改善しない場合、経鼻的気道持続陽圧療法(CPAP:シーパップ)が検討されます。

CPAP治療とは?

CPAP治療とは、患者様が寝ている間に鼻にマスクを付け、一定の圧力で空気を供給し、気道を開放する方法です。圧力により気道の閉塞が防げるようになるので、無呼吸にも陥りません。

CPAPの機械はリースが可能で、ご自宅でも継続して治療を受けていただけます。

高血圧や心臓病のリスクを高める

睡眠時無呼吸症候群は、未治療のままだと高血圧や心臓病、糖尿病などのリスクを高める可能性があるため、早めの対応が重要です。

もしご自身に当てはまる症状がある場合には、そのまま放置せず、当クリニックまでご相談ください。

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